「7月から希望者にはワクチン接種」デ・ヨング健康省大臣

「コロナワクチン接種希望者は7月はじめには受けることが可能になる。ただし、供給が充分である場合に限る」とデ・ヨング大臣がテレビ番組「Op1」で語った。

現時点で第2四半期の終わりまでに1800万本が接種されるはずで、1200万人が2回の接種を受け、残りが2回目を待っている状況になる。成人1400万人のうち85%の人はワクチン接種を受けるだろうと政府は予想している。
「ただしこれはあくまでも推定で、供給がうまくいかなければ計画どおりには進まないが」と同大臣。

現在使用されているワクチンは2回の接種が必須だが、近い将来1回の接種ですむワクチンが登場するはずだ。ヤンセンファーマ(Janssen。Johnson & Johnsonのオランダ企業)が開発したワクチンは1回の接種で完了するが、おそらく来週にも欧州医薬品局から許可がおりるはずだ。
政府は秋の初めまでに希望者はすべてワクチン接種が終了すると見込んでいる。

Janssen