ベルギーとドイツ、北ホラントと南ホラント州を危険地域に指定

NRC Handelsbladによれば、ベルギーとドイツは16日、コロナ感染者の増加が顕著であるオランダの北ホラント州(アムステルダムなど)と南ホラント州(ハーグやロッテルダムなど)への渡航をコード・レッド(オランダのコードオレンジ)に指定した。これは不要不急の訪問を禁じるものだが、ドイツでは過去2週間に北ホラント州と南ホラント州へ渡航経験のある人はコロナ検査を義務付けられる。さらに州によっては自宅隔離も必要となる。

ベルギーでは明日金曜日午後16:00からこのオランダへの渡航規制が実施される。今後の不要不急の渡航が禁止されるだけでなく、過去に48時間以上これらの2州に滞在したことがある人は、コロナ検査を受けるとともに自宅待機が義務付けられる。またベルギー外務省はこれらのオランダ2州からベルギーへの入国を禁止すると発表。 ただし家族への訪問や葬式そして出張などの必要不可欠の渡航は認められるという。オランダの北ブラバント州、フレーフォラント州、ユトレヒト州、リンブルフ州、ヘルダーラント州、フローニンゲン州へのベルギーからの渡航に関してはコード・オレンジである。
観光客のオランダへの訪問はなくなるが、輸送(トラック)に関してはとくに問題ないという。

オランダ政府はコロナ感染者の急増を受け、明日金曜日に記者会見を開き新規の規制などを発表する。

ベルギー外務省、渡航地域