今週、また熱波が。水の事故に注意

オランダ気象研究所KNMIによれば、明日23日(火)から熱波が再来する模様だ。オランダ全土で30度を超し、最高では37度まで上昇しそうである。火曜日には北西部で29度、内陸部では30から34度という予想。水曜日と木曜日は暑さはピークとなりb東ブラバントや北リンブルグでは40度にまで上がる可能性がある。気象予報サイトWeeronlineによれば、ここまで気温が上昇すると過去最高を記録することになる。これまでの7月の最高気温は2006年の35.7度だった。

この暑さで海や湖などで水遊びをする人も増えているが、これにともない水での事故も増えている。水死者は2017年には85名だったのが昨年には112名となっている。このうちのほとんどが20歳以上の大人(98名)である。子供の水死者は少ない。オランダでは子供のときに着衣水泳を義務付けられているので、溺れる人は少ない。水の事故の被害者のほとんどが水泳の訓練を受けていない移民だという。このほか隣国のドイツからやってくる観光客の水事故も目立つ。

昨日日曜日もハーグ付近の海で3名が溺れるという事故が起きた。3人ともオランダ国籍を持たない外国人であった。

Weeronline