オランダ、熱波による身体不調に注意
オランダ、そして欧州各地で熱波が襲っている。火曜日には所によっては36度までに気温が上昇するという予測もある。暑さになれていないのとエアコンが設置されている家が少ないため、日本では当たり前と思われる暑さへの対処法がオランダで呼びかけられている。
とにかく水をたくさん飲むこと。発汗により体の水分が減るので常時水で補給する。アルコールの摂取は控える。外出するときには水を持参する。
薄着をする。なるべく日陰にいるようにする。12時から16時ぐらいには、外での運動や労働を減らす。買い物や散歩は気温の低い朝や夜に行う。
室内の気温をあげないように、シェードをおろし、扇風機やエアコンを使用する。日が当たる部屋ではカーテンを閉める。外気温が高い場合には窓やドアを閉めて外気が入らないようにする。朝や夜の気温が低いときに窓を開けて冷たい空気を室内に入れる。
窓の外に濡れた布を下げたり、洗濯物を寝室に干すのも、部屋に湿気と冷気を与えるために役立つ。
暑さに弱いペットの世話にも気をつける。とくに犬は厚い中長時間散歩に連れて行くのを避け、水をたっぷり与える。うさぎも暑さい弱いので、気温の低い場所に移すのがいい。ペットを車の中に入れておくのは絶対に避ける。5分間でも危険だ。
そして近所の高齢者や慢性病の人にも注意を払おう。夏休みが始まり、介護をする人や家族がいなくなっている場合もある。十分に水を飲むよう声をかけよう。