2018年、オランダと世界の主なイベント
2018年に予定されている主なオランダそして世界のニュースやイベントは以下の通り。
1月から3月
オランダの北部フリースランド州にあるレーワルデン(Leeuwarden)がヨーロッパの文化首都となる。欧州文化首都(European Capital of Culture)は欧州連合 (EU) が指定した都市で、一年間にわたり集中的に各種の文化行事を展開する事業だ。スペースX社(テスラ)のロケットが、テスラ車載オーディオからデヴィッド・ボウイの『スペース・オディティ』を流し火星へ向けて打ち上げられる。2月9日から25日には、韓国の平昌にて冬季オリンピックが開催される。アムステルダムとロンドンを結ぶ高速列車ユーロスターがうまく行けば3月には開通する。
4月から6月
4月30日、オランダ国王ウィレム・アレクサンダーが王位を継承して5年目を迎える。2014年に人種差別発言で訴えられていた極右PVV党党首ウィルダースが、5月17日最高裁での判決が下される予定。5月25日から新個人情報保護法が施行される。企業は個人情報の取扱いに対し厳しい規定が課せられることになる。
7月から9月
予定より数年遅れ、15年の歳月を要したアムステルダムのメトロ南北線が7月22日に開通予定。数々の予期せぬ問題に直面したこのプロジェクトには31億ユーロが費やされている。
10月から12月
イギリスのEU離脱(Brexit)に関し、イギリスとEUの協議での最終合意が10月に予定されている。イギリスは通商に関する合意も同時に行いたい意向だが、難航が予測される。2月3日から第24回国際連合気候変動枠組条約がポーランドのカトヴィツェにて開催され、パリ合意の具体的な実施について話し合いがもたれる。