オランダ、球根生産者の減少でもチューリップの生産量増加

オランダの球根生産者数は2000年から40%も減少している。2000年から球根生産企業は1100社b減り、現在では1600社。しかし、1社あたりの球根栽培農地は8ヘクタールから16ヘクタールへと倍増している。全体の球根生産農地は16%上昇し合計2万6千ヘクタール。

球根生産企業の一社あたりの規模が拡大するとともに、生産球根の種類も変化している。スイセンとグラジオラスを生産する企業は2000年からそれぞれ64%と53%減少。これに対しチューリップ球根の生産企業は47%も増加している。年々耕作地が増えているのは、チューリップのほかに、ユリとヒヤシンス。おそらく消費者の好みを反映しているのであろう。この統計は球根生産の統計で、バラなどの非球根系の花の栽培は含まれていない。

CBS