グーグル、オランダに巨大データセンター開設。裏に巨額な賄賂か。

米グーグルは本日12月6日、オランダ北部フローニンゲン州のエームスハーフェン(Eemshaven)に床面積400メートルx110メートルの巨大データセンターをオープンする。データセンターでは170名の技術者が雇用される。

経済紙フィナンシェル・ダハブラット(FD)によれば、このデータセンターの誘致に際し、グーグルに巨額なリベートが支払われた可能性があるという。2008年から2010年の間に不動産会社TCNのオーナー、ルディ・ストインクが170万ユーロをグーグルの取締役のシモン・タッシャに支払ったと同紙。この結果欧州データセンターがエームスハーフェンに決定したのだという。

オランダ検察は、ストインクを贈賄、マネーロンダリング、偽造などの罪で追求している。また検察によれば、グーグルの前取締役であるタッシャはストロインクと共に犯罪組織に属している。タッシャは米国で脱税と賄賂受領などで起訴されている。