国際特急列車タリス内における立てこもり事件の発生に伴う注意喚起

2015年09月18日

在留邦人の皆様へ

1.18日午前7時30分(当地時間),ロッテルダム中央駅に停車中の国際特急列車タリス内に,男がトイレに立てこもる事件が発生しました。乗客は全員無事に避難し,犯人の男が拘束されたことが発表されましたが,警察は背景や動機を捜査しています。

2.8月21日に発生したタリス列車内での発砲事件をうけて,オランダ政府は国境をまたがる国際列車の警戒を強化し,各国関係当局間の連携が協議しているところです。すでに広域情報「国際特急列車タリス内における発砲事件の発生に伴う注意喚起」(8月23日付)でお知らせしたとおりですが,今回のような事件の発生もあり,引き続き,テロ事件を含め不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。
つきましては,国際列車を利用される方やテロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設,公共交通機関,観光施設,デパートや市場など不特定多数が集まる場所)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。

3.海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。
(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)