サッカー、オランダ「6日のトルコ戦は地獄となる」

4日に行われたユーロ2016予選で、オランダはアイスランドに0-1で敗れている。これでオランダは3勝1分け3敗の勝ち点10で3位。一方、 勝利を収めたアイスランドは勝ち点を15に伸ばし、首位に立っている。

背水の陣に立たされたオランダチームは4日金曜日の夜、トルコのコンヤに到着し、6日のトルコ戦に備えている。トルコは7試合を終えて2勝3分2敗の勝ち点9で4位。トルコもオランダも、本大会に出場できるグループ2位以内に入るのは極めて難しい。プレーオフに進める3位に滑り込むのが、現実的な目標となっている。その座を大きく引き寄せる直接対決が今日5日の試合。オランダ、トルコ両チームにとって最後のチャンスである。

主将のウェスリー・スナイデルは 「トルコ戦は地獄の戦いとなるであろう。」と語っている。スナイデルは現在トルコのガラタサライでプレーしている。
「アイスランド戦と同じ間違いを犯すリスクは、コンヤではずっと大きい。トルコの選手とファンはオランダをくだすためにはどんな手も厭わない。」と スナイデル選手。対戦の行われるトルク・アレナは42,000人を収容する大きなスタジアムである。

負傷したロベンが欠場するため、さらなる注力が必要となる。しかし、アヤックス、レアル・マドリードやインテルといった強豪チームでプレーをしてきたスナイデルは、プレッシャーは感じていないと語る。「若い新しい選手を率いるのは大変だが、やりがいがある。アイスランド戦では同点に持ち込もうとしたが、最終段階で負けてしまうという屈辱を受けたが、トルコ戦ではそうはさせない。」

海抜1000メートルのコンヤの人口は120万人。この都市もシリアからの多くの難民を受け入れている。