トランプの欧州諸国への脅しに対し、オランダ「ホルムズ海峡への派遣を排除せず」

アメリカの大統領ドナルド・トランプは、英紙フィナンシャル・タイムズとのインタビューで欧州の同盟国を強く圧迫した。他国がホルムズ海峡の再開に協力しなければ、NATOには「厳しい未来」が待っていると語った。テヘランのテロ政権は、アメリカとイスラエルの攻撃への報復として海峡を封鎖している。

オランダのベレンセン外相はこの脅しに冷静に反応している。
「トランプ氏や過去のアメリカ政権が、NATOの枠組みで欧州により多くの役割を求めてきたことは承知している。」

しかしCDA所属の同相はすぐに、航路の安全がオランダに直接関わる問題であることも強調した。
「ホルムズ海峡、そしてより広い地域で何が起きているかについて、オランダは大きな利害関係を持っている。」この海峡からは、ロッテルダム港やアムステルダム港などへ向かう船舶が航行している。また、この地域にはオランダ国籍船も複数存在する。
EUの外交トップ、カヤ・カラスによると、月曜日には海峡の安全保障や、紅海でのEU作戦「アスピデス」の拡大の可能性について議論される予定だ。この作戦では、少数の欧州フリゲート艦がイランから武器が提供されているテロ組織フーシ派による攻撃から商船を守っている。

中東戦争の影響により、オランダ海軍のフリゲート艦「エヴェルツェン」はすでに地中海で任務に参加している。

ベレンセン外相は迅速な決定は期待しておらず、慎重な姿勢を示した。
「この問題が議題に上がるのは理解している。オランダは責任から逃げるつもりはないが、これは簡単に決められることではない。非常にセンシティブな状況であり、エスカレーションの可能性は大きい。」