2025年、オランダのニュース総ざらい
トランプ政権にかき回された2025年、オランダでも政治的な不安定さは続いた。スホーフ内閣が倒れた後、オランダは10月に再び選挙に臨むことになった。予想に反して、ロブ・イェッテン率いる民主66党(D66中道左派)が驚きの勝利を収め、26議席を獲得して国内最大の政党となった。
選挙に加えて、2025年は大規模な抗議行動の年となった。「赤い線」(Rode Lijn)という名称で組織された、ガザ紛争と政府政策に対するデモには、過去最多の人々が参加した。10月に行われた最新のデモには、25万人もの人々が参加し、20年ぶりの大規模なデモとなった。
経済面では、オランダ国民は最低賃金と給付金の引き上げ(7月1日発効)に直面ししたが、経済成長は限定的(1.1%)にとどまりまった。最大の経済的打撃は住宅市場。高賃金と持続的な供給不足により、2025年の住宅価格は7%以上上昇した。
オランダ当局は、80件以上のサイバー犯罪捜査に関与したとされる「防弾ホスティング業者」から、警察が数千台の仮想サーバーをオフラインにしたことで、サイバー犯罪対策において大きな成果を上げた。