ガザでの虐殺に反対するデモ、25万人参加

日曜日、アムステルダムで行われた第3回「レッドライン(赤い線)」デモに25万人が参加した。このデモは、ガザでの暴力に対してより強い対応を取るよう、政府に訴えるのが目的だった。オランダ人の多くがガザでの虐殺に反対しているにもかかわらず、オランダ政府は何もせず傍観の立場をとっている。

デモ隊は日曜の午後、アムステルダムのミュージアム広場に集まり、午後1時45分に首都を行進し始め、午後6時ごろには最後の参加者が出発地点に戻った。

今回のデモはこれまでで最大規模の「レッドライン」抗議行動となった。前回と前々回はハーグで開催され、それぞれ10万人と15万人が参加した。

参加者たちはパレスチナの旗や「食料を、爆弾ではなく(Food not bombs)」と書かれたプラカードを掲げ行進した。「別のユダヤの声(Een Ander Joods Geluid)」といったユダヤ系団体もこの行動を支持している。

デモは平穏に進行

オランダ鉄道(NS)は、アムステルダムへの来場者の増加に対応するため、通常より多くの列車や長編成列車を運行した。NSによると「混雑はしているが、管理可能な範囲」。地下鉄も増便された。デモは数件の落書きによる逮捕以外は、平穏に進行した。