ハーグの反移民デモで、未成年者も逮捕
ハーグで土曜日に起きた暴動で逮捕された37人のうち、27人がまだ拘留されており、その中に未成年6人が含まれていることが明らかになった。警察トップは、暴力を「前例のない激しさ」と表現した。
逮捕者は全国各地から集まっており、年齢は16歳から60歳までと幅広い。暴徒の中には普通のデモ参加者だけでなく、防衛グループやサッカーのフーリガンも含まれており、多くが黒い服装で顔を隠していた。
暴動は、より厳格な亡命政策を求めるデモの最中に発生。約1200人の集団が警察に敵対し、一部が分離して高速道路A12を占拠しようとし、警察に暴力を振るった。その後、彼らはマリーフェルトに戻って警官を攻撃し、市内各所でも破壊行為を行い、D66党本部や国会議事堂(ビネンホフ)にも被害を及ぼした。
警察は、今回の暴動を「絶対的な暗黒の瞬間」と呼び、近年、破壊的な集団と警察が直面することが増えていると警鐘を鳴らした。
今回のデモは極右政党支持者が中心となり、より厳格な移民政策を要求したもの。
極右ポピュリスト政治家のヘルト・ウィルダース氏も警察官への攻撃を非難し、暴力を振るった者は「厳重に」処罰されるべきだと主張した。
ウィルダース氏の自由党(PVV)は、オランダが史上最も厳しい難民保護法の一つを制定するよう長年にわたり求めてきた。PVV党は前回の選挙で第一党となったが、この難民保護法の強化をめぐり、連立政権は崩壊。10月末に新たな選挙が予定されている。