オランダのウェル・ビーイング、欧州でトップクラス

拡大ウェル・ビーイングではオランダがEUで最も高い。拡大ウェル・ビーイングという耳慣れない言葉だが、広い意味での福祉や心身の健康を指している。オランダは所得が高く、自由時間が多く、失業率が低く、他人を信頼し、近所の人や家族そして友人とのコミュニケーションが充実しているという。

オランダ中央統計局(CBS)が他の欧州諸国とのウェル・ビーイングを比較したものだ。例えば4分の3のオランダ人は毎週誰かと接しているが、ハンガリーではこれが5分の1と低い。ただオランダはポジティブな面だけではなく、マイナス部分にも注目したい。住宅費の高さは目を見張る。収入のほとんどがローンやら維持費といった住居に持っていかれる。また女性の健康でいえば、欧州27カ国中20位と低い。

オランダのウェル・ビーイングが高い背景には、所得、就業率、消費といった経済的なファクターが大きく影響している。その他、教育レベル、幸福感、治安、周囲とのコンタクトや信頼度が高いことも上げられる。

ウェル・ビーイング度が高い国はオランダと並びスエーデン、アイルランド、オーストリア、デンマーク。隣国のドイツやベルギーそしてフランスは中程度だ。これに対し、クロアチア、スロバキア、ギリシア、ポーランド、ブルガリアといった東欧やバルカン諸国のスコアは低い。

調査の詳細(CBS)