連立政権の新首相決定か? 政治経験なし、情報局出身

右派4党の連立合意が行われて2週間たつが、いまだに首相が決まっていない。本日の号外で名前が上がったのは、ディック・スホーフ(Dick Schoof)氏だ。同氏は議員ではなく官僚出身である。政治経験はない。

67歳のスホーフ氏は、現在司法安全省のトップ。前職では情報局(AIVD)、テロ対策局(NCTV)、移民局(IND)のトップを務めていた。今政権の首相は4党が結成を目指す議院外内閣を主導することになる。新しい大臣と国務長官探しはこれから数週間続き、順調に進めば夏季休暇前の7月初めに内閣が発足するはずだ。

スホーフ氏がどの政党を支持しているのかは不明だが、5年前までは労働党に加入していた。その後労働党を退会している。