オランダの肥満、1980年代の3倍に

20歳以上のオランダ人の16パーセントが太り過ぎだ。中央統計局(CBS)の最新の数字によると、これは過去最高で、1980年代初頭の3倍に相当する。

オランダ統計局は、国立衛生研究所(RIVM) と協力して、1980 年代初頭からオランダの人口の身長と体重を追跡している。これらの数値を使用して、BMI、Body Mass Indexを計算する。成人はBMIが25以上で太りすぎである。BMI 25 ~ 30 は中程度の過体重とみなされる。 さらにBMI が 30 以上の場合は、重度の過体重または肥満。 BMIが40以上の場合、病的肥満とみなされる。

オランダでは 20 歳以上の人の 3 分の 1 以上が過体重だが、肥満ではない。肥満に悩む16%と合わせると、20歳以上のオランダ人全体の半数強が過体重となっている。 1980 年代初頭では、その割合は 33% だった。

ヨーロッパ全体から見ると、オランダの得点はそれほど悪くない。 EU 27 か国中 23 か国で肥満が増加している。深刻な肥満がオランダよりも少ないのは、ブルガリア、ルーマニア、イタリアのみ。マルタはランキングトップという不名誉を獲得した。これにハンガリー、クロアチア、ラトビアが続く。他のヨーロッパ諸国もオランダより肥満が多い。