休暇旅行の行き先は決まりましたか?
旅行好きで有名なオランダ人はもうすでに今年の春や夏の旅行先を物色中だ。ドイツ、スペイン、フランスが最も人気の旅行先だが、飛行機代の高騰のため今年は行き先に変化が出ている。
オランダ自動車協会(旅行協会)ANWBは、今年の休暇計画について2000人のオランダ人に調査を行った。調査はいつ、どのくらいの期間、どこに行き、交通機関や宿泊について聞いている。
「調査によれば今年は10人に9人が休暇旅行に行く。衣食住で節約しても旅行だけは節約しないのがオランダ人」だとANWB。ただし、旅行の頻度や期間は若干減っている。「1週間以上行く人は50%、30%が2週間、そして9%は3週間旅行に行く。」
過去と同様、ビーチ滞在、海外での都市旅行や休暇ビレッジなどが今年も人気。宿泊先はホテル、バケーションパークの小屋、あるいは休暇用の家である。交通機関を見ると自家用車が73%、41%は飛行機を使っている。列車での旅行は時間もお金もかかるので16%に留まっている。
今年はこれまでの行き先に加え、物価の安い欧州各国が人気を集めている。物価だけでなく航空運賃も影響しているが、スロヴェニアやアルバニアは、イタリアやスペインより安いこともあり人気だ。オランダ人は休暇旅行が好きだが、費用には敏感だ。