オランダ政府、ガザの病気や負傷の子供をオランダで治療検討

オランダ政府は中東ガザ地区で負傷したり病気になった子供たちを、どのようにオランダに運び治療するかを検討している。昨日ブリュッセルのEU閣僚会議にて外務大臣のブラウンス・スロット氏が語ったもの。政府はガザの人道的状況が悪化するのを少しでも食い止めたいとし、医療救援を行いたい意向。オランダ政府は公式にはイスラエルを支持している。

オランダ外務省は外交ルートを通じて子供の搬送を計画している。一方、保健福祉スポーツ省は現在オランダで何人の子どもを世話できるか調査中だ。 退任するエルンスト・カイパース保健福祉省大臣は、  同省が支援する用意があるとX(ツイッター)で述べている。これらの子供たちのための病院のベッドは、国立患者調整センターを通じて募集されている。

イスラエルとの戦争開始以来、ガザ地区では4,630人の子供を含む11,240人以上が殺害された。これはハマス主導のガザ保健省の最新の数字からも明らかだと放送局のアルジャジーラは報じている

EUは、とりわけ負傷した子供たちがガザから脱出できる人道的回廊の開設を求めている。外務省はハマスと直接接触していない。