オランダ人、個人のデジタル技術では欧州トップ

12歳以上のオランダ人の80%が、コンピューター、インターネットあるいはソフトウェアの基本的なデジタル技術を操作できることが判明した。オランダ中央統計局(CBS)の調査によれば、2年前にはこれが74%だったが今年は80%に上がっている。EUでは2030年までに少なくとも80%の人が基本的なデジタル技術を持つことが目標になっているが、オランダはすでにこの目標を達していることになる。

欧州全体では、デジタル技術の習得率ではオランダがトップ、続いてフィンランドそしてアイルランドとなっている。オランダ人が最も強いのはオンラインでのコミュニケーションだ。逆に弱いのがソフトウェア使用の習得である。習得率は当然ながら年齢や学歴によっても変わってくる。オランダでは25歳から45歳の技術習得率は65歳から75歳に比べ倍という結果が出ている。

たしかにオランダは欧州他国に比べ金融や政府機関におけるデジタル化が進んでいて、国民もこれに対応しているようだ。

画像:CBS, Eurostat