ガザ・イスラエル戦争に反対するデモ各地で

29日オランダ各地でイスラエルとハマス(パレスチナ)の戦争に反対するデモ行進が行われた。ハーグではパレスチナを支持するデモ、アムステルダムでは平和のための行進、そしてアイントホーフェンではガザの子どもたちの無事を祈る無言の行進が行われた。

約6000人が参加したハーグでのパレスチナ支持デモは目立った妨害もなく行われ、パレスチナの旗や「大量虐殺を止め即刻戦闘を中止しろ」といったバナーが掲げられた。また、オランダがイスラエルとの国交を禁止するよう要求した。

アムステルダムではダム広場からミュージアム広場までの平和を唱えるデモ行進が行われ「人道的な同情と共感」を呼びかけた。行進では旗やバナーは全く見られず、パレスチナ側を支持する人もイスラエルを支持する人も混じっていた。

欧州他国でも週末には同様なデモが行われている。スペインのマドリードではパレスチナを支持するデモが行われ、スペインの副首相もこれに参加した。ギリシアの首都のアテネでも5000人が参加し、ガザでの流血を止めるよう訴えた。北アイルランドのベルファストでは3000人が、ベルリンでは1万人以上がデモに参加した。