本日からオランダ、コード・レッド国に

欧州保健センター(ECDC)は、本日、コロナ感染者数が急増するオランダ全土を「コード・レッド」に指定した。フローニンゲン州は、さらに感染の多い「ダーク・レッド」に色分けされた。これにより、オランダからの旅行者に対する隔離や入国拒否が起きそうだ。

3週間前はオランダはコード・レッドから抜けたばかりだった。フリースランドやフローニンゲン州はグリーン、他の地区はイエローと安全国とみなされていた。
ECDCのカラーコードは、過去2週間の人口10万人に対する感染者数で決まる。10万人に対し75人から499人の感染者が出た場合にはレッドに染まる。現在、ヨーロッパで赤く塗られている国は、ポルトガル、スペイン、ルクセンブルグ、キプロス。国土の一部がレッドになっているのが、ギリシア、デンマーク。アイルランド、クロアチア、フランスの一部、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、ギリシアはイエローである。

オランダからの旅行者に対する各国の規制はまだ発表されていないが、オランダ外務省の旅先ページ(以下のリンク)を参照するのがいい。現時点では、ギリシア、フランス、スペイン、イタリアはオランダからの観光客を問題なく受け入れている。

欧州各国での規制