新型コロナウイルス関連情報(英国からの乗客を乗せた航空機の乗り入れ禁止措置)

本日20日(日)、オランダ政府は、英国において新型コロナウイルスの変異体が発見されたことに伴い、本日20日(日)午前6時から遅くとも2021年1月1日(金)までの英国からの乗客を乗せた航空機の乗り入れを禁止する旨の発表を行いました。この発表に関連し、オランダ政府がホームページ上に具体的な内容を公表しておりますので、その概要について以下のとおりお知らせいたします。
 なお、詳細については、「 https://www.government.nl/latest/news/2020/12/20/restrictions-on-travel-from-the-united-kingdom 」(英語)をご確認ください。

1 英国において、新型コロナウイルスの伝染性の新たな変異体が発見された。このウイルスの特徴は、より簡単に、また、より早く拡散し、検出がより難しいと考えられている。このことから、19日(土)午後、英国政府は、ロンドン、イングランド南東部、イングランド東部に対し、措置の引締め策を発表した。

2 12月初旬のオランダでのサンプリング調査では、英国で発見されたものと同一のウイルスの特徴を示した。英国からの最新の報告を受け、これについて、更に調査が行われている。

3 オランダ政府は、今晩(注:19日(土))、予防措置として、12月20日(日)午前6時(現地時間)に、英国からの旅客を乗せたフライトに対する禁止措置を発効することとした。なお、この禁止措置は、遅くとも2021年1月1日(金)まで有効となる。

4 オランダ政府は、新型コロナウイルスに関する海外の動向を注視し、他の輸送手段に対する追加措置を検討している。今後数日にわたり、他のEU加盟国と共に、新たな特徴を有するウイルスが英国から持ち込まれるリスクを更に抑えるための検討を行う。