アイントホーフェン上空にドローン、航空交通停止

オランダ南部の都市アイントホーフェン上空の航空交通が土曜日、空港付近で未確認ドローンが確認されたため数時間にわたり停止した。ドローンは金曜深夜、近隣のフォルケル空軍基地上空で最初に観測された。撃墜のため武器が配備されたが、ドローンは逃亡した。

土曜日にもさらに目撃情報があったため、空港周辺の空域は現地時間23時頃まで閉鎖された。

ルーベン・ブレケルマンス国防相は当局が「措置を講じた」と述べたが詳細は明かさなかった。

これはここ数カ月、北欧の軍事施設や空港で相次ぐ一連の事件の最新事例である。ロシアは関与を否定している。

フォルケル空軍基地はオランダ空軍が使用するほか、NATOの一環として米空軍飛行隊も駐留している。当局者は、安全上の理由から、金曜日にドローンが最初に発見された経緯や撃墜を試みた措置の詳細については一切明らかにしないと述べた。

過去数週間、オランダの他の空軍基地や、隣国ベルギー、デンマーク、ドイツの施設でもドローンが確認されている。9月に発生が確認されて以来、多くのケースでドローンはしばらくすると離脱するため、その出所を示す証拠の欠如が調査の妨げとなっている。

欧州当局者の一部は、標的となった国々が全てウクライナと同盟関係にあることから、これらの目撃事例をロシアによる「ハイブリッド戦争」の一環と位置付けている。しかしクレムリンは、過去の侵入事件への関与を否定している。

EU加盟10カ国の国防相は、ドローン目撃事例への対応として「ドローン防御網」の構築で合意。一方、一部の国々は個別にドローン対策の強化を図っている。