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オランダニュース

「オランダは核兵器などの大量破壊兵器を製造したいと考えている国にとっては、ある意味スーパーマーケットだ。」とオランダ軍事情報局MIVDのディレクターであるアイヘルスハイム氏がインタビューで語った。オランダ情報機関は、オランダから大量破壊兵器製造に関連する部品や材料などを購入しようとする国を毎年かなりの件数摘発し遮断してきた。アクセスは北朝鮮、イラン、パキスタン、シリアなどからだとアイヘルスハイム氏は語ったが、どれだけの回数を遮断してきたかは明らかにしていない。

MIVDによれば、オランダの企業や研究所は、シリアや北朝鮮がオランダのノウハウを取り入れようとしていることに気がついていないことが多いという。あまり知られていないが、オランダでは核融合や化学などの分野で高い技術を持った企業が存在する。こういった直接兵器に結びつくような企業だけでなく、ボールベアリングや断熱材といった材料を生産する中小企業も、注意が必要だと警告している。大量破壊兵器のパーツを購入したいという国はたいてい直接オランダと交渉せずに他の仲介者を使う。しかしながらいくら仲介者を使ったとしても、実際の購入者を見抜くことはできると、MIVD。例えば、他の欧州市場で50万ユーロで購入できる化学製品に100万ユーロを提示するような購入者には要注意だ。また、正式な搬入先がおかしな場所だったり電話でのコンタクトができないような場合は怪しいと考えたほうがいいと語っている。

2017-09-26
オランダ人が好きな魚介類はムール貝とニシン。しかし最近では生牡蠣(オイスター)が人気を集めている。先週木曜日はゼーラント州の牡蠣の収穫地であるイェルセケ(Yerseke)で牡蠣の解禁が行われた。牡蠣の人気は寿司で魚の生食が定着したことにも関係すると専門家。

牡蠣の人気で、街中にはオイスターバーも増えている。またレセプションなどで牡蠣が出ることも少なくない。牡蠣の食べ方はいろいろだが、最も牡蠣好きは何もつけずにそのまま食すという。それに抵抗がある人は、レモンを絞ってこしょうをかける。もちろん、グラタンにしたりフライにするのも人気。最近ではバーベキューに殻もと乗せて焼くのも人気上昇中だそう。なんと、日本風にパン粉をつけて30秒だけ揚げるというのも生牡蠣に抵抗がある人にはお勧めだと、牡蠣専門家のファンデルヘウル氏。同氏は新鮮な牡蠣の見分け方を教えている。まず蓋を開けたときに水分があふれていること、においを嗅いだ時に新鮮な海のにおいがすることが大切だそう。また牡蠣に合う飲み物だが、シャンペンやシダーやドライな白ワインが定番。しかしビールや人そしてウィスキーでも行けるらしい。

欧州で最も牡蠣を消費するのはフランス。オランダは昨今の牡蠣ブームでこれに追いつこうとしている。オランダには現在16の牡蠣養殖場があるが、そのほとんどがゼーランドのイェルセケにある。ここはオイスターを食べさせる店が連なっており、在オランダ日本人にも人気だ。オランダ産の牡蠣の60−70%はベルギ−に輸出されている。30−40%はイタリア、ドイツ、フランスに売られている。そしてその残りがオランダでの消費というから、どれだけたくさんの牡蠣がオランダで養殖されているのかがわかる。今年は約350億個のクルーズ種(岩牡蠣)と75万個の平たくて丸い牡蠣が収穫される予定。
2017-09-25
オランダ第2四半期の可処分所得は2.1%上昇したことが中央統計局(CBS)の調査で判明した。所得はとくに勤労者の収入増加で上昇。可処分所得は2014年の第2四半期より毎四半期上昇しているが、今年の上昇も2016年の年間2.3%と並び好調だ。

所得合計の増加は給与上昇によるところが大きい。今年第2四半期の給与所得合計は昨年同時期と比較し4%(34億ユーロ)も上昇している。ただしこれは就業人口の増加(196,000人)によるもので、個人の給与増加は平均0.5%に過ぎない。
2017-09-22 続きを読む ▶
「現在行われているプラスチックごみの分別は環境保全にほとんど寄与していない。」と水曜日に発表されたオランダ経済企画局(CPB)報告書は結論づけた。現在オランダ全土で分別収集されたプラスチックごみは、リサイクルが目的で加工され別の原料にされている。しかしこの原料の質が悪いためほぼ利用されず結局焼却処理となっている。分別されたプラスチックには金属や他の物質が混じっているため、リサイクルしても質の高いものが生産されない。「分別するならもっときちんとした方法で行うしかない。それにはコストがかかるが環境への負担は減る。」とCPBは報告書で述べている。

2017-09-21 続きを読む ▶
19日は皇太子の日(Prinsjesdag)。国王夫妻が金の馬車に乗って国会のあるハーグ市内をパレードを行い、国王による演説が行われた。その後旧財務大臣ダイセルブルーム氏による来年度予算が発表された。(3月に行われた総選挙以来いまだに新政府が確立していないため、旧政府がこれを担っている。) 主な新年度の予算は以下の通り。

・福利厚生への予算は5.4%増の730億ユーロ。これは賃金と物価上昇のため。同様に健康保険の保険料も6ユーロ近く値上がりする。自己負担も年に385ユーロから40...
2017-09-20 続きを読む ▶
アムステルダム市長エーベルハルト・ファン・デル・ラーン氏(62)は18日月曜日を持ってその任務を中止すると書面にて発表した。同市長は長い間肺がんを患っていたが、治癒の見込みがないという医師の判断でこの決断に至ったという。書面には「親愛なるアムステルダムの住民へ。世界で最も美しく愛にあふれた街の市長であったことを栄誉に思う。」と綴られている。

ファン・デル・ラーン市長(労働党)は、7年間市長を務めた。支持党、人種、宗教、社会的階層を問わずに愛された市長だった。ルッテ首相も「非常に悲しいニュースだ。ファ...
2017-09-19 続きを読む ▶
格安航空会社はオランダでのマーケットシェアを拡大している。今年の第2四半期では37%の乗客は格安航空会社を利用した。中央統計局(CBS)によれば2010年にはシェアは28%だった。格安航空会社利用者数は絶対数で見ると7年前から倍増し750万人となっている。

しかしこの成功に眉をひそめるのはオランダKLMだ。スキポール空港でのKLMのシェアが脅かされているのに対し、「レリースタット(新空港)が完成したら、格安航空会社はスキポールから出ていくべきだ。」とエルベルス社長は発言している。この課題は来年...
2017-09-18 続きを読む ▶
2015年はゴッホ没後125年。この年から今年にかけて日本でもゴッホ展が連続して開催されている。(今年はゴッホと日本というテーマ)ゴッホの人気は日本だけでなく中国でも上昇中だ。アムステルダムのゴッホ美術館はこれに注目し、2016年に北京で「ミート・ビンセント・エクスペリエンス(Meet Vincent van Gogh Experience)」という3D展示会を開催した。しかし、このマルチメディア展覧会で美術館は200万ユーロ(約3億円)という損失を出している。

実際の作品を中国に運ばずにマルチメディアと3Dを駆使して作品を紹介するという試み...
2017-09-15 続きを読む ▶
アムステルダム南東部にあるベイルマーバイエスと呼ばれる高層刑務所ビル群は、将来的には住宅に生まれ変わるが、それまでの間、難民たちが共同でホテル運営に乗り出している。このホテルを利用すれば罪を犯さなくても刑務所で寝泊まりをするのが可能だ。

このプロジェクトを始めたのはボランティア団体「ムーブメント・オン・ザ・グラウンド」基金。この団体がオランダに逃れてきた難民たちを指導しホテル運営を行えるよう助ける。
「難民としてオランダにやってきた人たちの問題は仕事が見つからないこと。仕事がない...
2017-09-14 続きを読む ▶
受刑者減少で空き状態となっているアムステルダムの刑務所群「ベイルマーバーエス(Bijlmerbajes)」が1350戸の住宅へと生まれ変わる。アムステルダム南東部にあるこの刑務所地区は新しい住宅地として生まれ変わり「バーエス地区」と名付けられる。国有不動産会社は刑務所地区を8400万ユーロで不動産開発会社AMに売却し、このAM社が再開発を行うもの。

現在この地区には高層刑務所が5棟建っているが、外壁や屋内をすべて壊し全く新しいビル群となる。1棟は「緑の棟」となり垂直に伸びる公園と緑地に変わる。中心となる棟は...
2017-09-13 続きを読む ▶
オランダで仕事を持つ億万長者のうち5人に1人は農業従事者だという興味深い調査結果が、中央統計局(CBS)から発表された。この調査は所得ではなく資産を対象に行われたもので、農家はその土地と飼育所の評価額が高いことから億万長者に分類される人が多い。億万長者の定義は、100万ユーロ(約1億3000万円)以上の資産を持つ人。億万長者の農家の中でも酪農家(50%)そして穀物や野菜を生産する農家(25%)が大半を占めている。

CBSの調査によれば、2015年にはオランダで106,000人の億万長者が存在す...
2017-09-12 続きを読む ▶
オランダ西部とくに沿岸地方では本日11日強風と豪雨に注意するよう警告が出ている。沿岸では時速75kmに達する場所もある。気象台KNMIは沿岸地方にコード・イエローという注意報を出している。

また雨も場所によっては50ミリ以上の降雨量が予想されている。この数日雨が多かったこともあり、本日の降雨では被害が出る場所もあると、気象情報機関が警報を発している。雨は明日の午後まで続くことが予想されており、ラッシュ時の渋滞がひどくなりそう。また今週は雨の日が多いため、車での通勤時間は通常より長くなることを考慮したほうが...
2017-09-11 続きを読む ▶
超大型ハリケーン「イルマ」はカリブ海に浮かぶ島オランダ領シント・マールテンを直撃した。「イルマ」はハリケーンの分類として最大規模の「カテゴリー5」で、最大風速時速200kmに達している。カリブ海地域でこれまでに少なくとも14人が死亡しており、さらに被害は増えると懸念されている。

シント・マールテンは、北部がフランス領サンマルタン、南部がオランダ領シント・マールテンと別れているが、島全体がハリケーン「イルマ」の通過地域に入っている。島の家屋の多くが倒壊、住民はほぼ全員避難した。オランダ政府は援助のために軍隊を派遣した...
2017-09-08 続きを読む ▶
オランダのソフトドリンク製造会社は、2018年末までに中学、高校への砂糖入り飲料の販売を中止する。ただし「ライト」バージョンは除く。オランダ・ソフトドリンク製造業界代表が6日、RTLニュースにてこの決定を発表した。

ソフトドリンク業界は若者が「健康的な選択」をすることを奨励したいとし、2018年以降は砂糖含有ゼロあるいは甘さを控えたライトバージョンのソフトドリンクのみを学校で販売すると決定した。ライトバージョンには砂糖は含まれないが、砂糖の代替物質を入れている。これにより青少年のカロリー摂取過多を防ぐのが目的だという。
2017-09-07 続きを読む ▶
オランダ鉄道(NS)と鉄道管理会社プロレイルは、水曜日から試験的に「10分列車」ダイヤをアムステルダム、ユトレヒト、デン・ボッシュそしてアイントホーフェンで開始する。

「10分列車」とはインターシティと呼ばれる長距離急行列車が10分間隔で発車するという意味。これまでは15分に1本というダイヤだったが、10分に1本になることで、乗客の待ち時間は減り、空席も増えるというメリットがある。12月に正式にダイヤが変更されるが、それまで試験的に毎週水曜日に限り6路線のインターシティが10分おきに...
2017-09-06 続きを読む ▶
1年半前に倒産したオランダのデパートV&Dに取って代わり、カナダのデパートチェーン「ハドソンズ・ベイ」が火曜日アムステルダムのローキン通りに第一号店をオープンする。これに続き今週中にもハーグとロッテルダムでも開店。今月中にはライデンやアルメールなど他7店もオープンし、最終的にはアムステルフェーンも含めオランダ全国で20店舗に拡大する。ハドソンズ・ベイはアムステルダムのローキン通り店を除き、すべての店舗が倒産したV&Dの店舗を改造し利用している。同社はオランダでの展開に3億ユーロ投資しており、欧州での地盤を固めたいと考えている。

2017-09-04 続きを読む ▶
毎週火曜日、アムステルフェーンのオーガニック・マーケットに出店している青果屋「エコビル(Ecoville)」では好評につき今後毎週日本の野菜を販売します。

ミョウガ、山芋、シシトウ、青じそ、枝豆、レンコン、ナシなどオランダではなかなか手に入れにくい野菜です。

先週にはたくさんのお客様にいらしていただいたのですが、売り切れが続出し大変ご迷惑をおかけしました。明日火曜日にはみなさまのご希望に添えるよう用意いたします。また...
2017-09-04 続きを読む ▶
スキポール空港は、荷物なし、あるいは小さな手荷物のみを携帯する人が優先的に手荷物検査を受けられる「スモール・バッグ・オンリー」というシステムを試験的に行ってきたが、これを正式に導入することを決定した。出国に時間がかかるのは手荷物のセキュリティチェック。いつも長い列ができており、混雑時には空港に3時間前に着かなければならないほど。この夏、「スモール・バッグ・オンリー」という優先チェックを導入したところ、15−20%の乗客がこのシステムを利用し素早くゲートまで行けることがわかった。

2017-09-04 続きを読む ▶
アムステルダムの東、フレフォランド州にある空港レリースタットが拡大し、格安航空会社を集めている。これに対しKLMのエルベルス社長は、「格安航空会社がレリースタット空港を選んだらスキポール空港での発着便を減らすべき」だと国会尋問にて発言した。

格安航空会社がスキポール空港から撤退すれば、KLMはさらに拡大の余地があると考えている。格安航空会社はアイントホーフェンなどの地方空港に拠点を移しているものの、スキポールでの発着も保持しているため、空港の混雑は解消できず、KLM便の増強も不...
2017-09-01 続きを読む ▶
トラウ(Trouw)紙が報じたところによれば、オランダのスーパーマーケットで販売されている鶏肉の4分の1は耐性菌に汚染されている。

オランダのみならず世界中で、豚や鶏などの家畜に危険な感染症を防ぐため、非常に強い抗生物質コリスチンが使用されている。しかし最近この抗生物質に耐性を持つ耐性菌が発見されている。ブレダにあるアンフィア病院の医師で微生物学者であるクライトマンス氏は、新しい検査方法でこの耐性菌を発見するのに成功し、スーパーマーケットで販売される鶏肉を検査した。
2017-08-31 続きを読む ▶
オランダ人は怠け者なのか、それとも生産性が高いのか? オランダ人の労働時間は欧州の中でも際立って短い。オランダ人よりも労働時間が少ないのは、統計上ではスペイン人、クロアチア人そしてイタリア人。しかしこの3国はどこもオランダより失業率が高いため、実際に働いている人だけを見ると労働時間はオランダ人よりずっと長い。

中央統計局(CBS)によれば、15歳から75歳のオランダ人1280万人のうち、65.8%が働いている。男性では10人中7人、女性では6人にあたる。この比率は欧州でも高い。男性の就労率は欧州でトップだ。
2017-08-30 続きを読む ▶
2015年、アムステルダムからパリに向かう高速列車タリスの中で、3人のアメリカ人がテロリストを捕まえた事件はまだ記憶に新しい。軍に所属するアメリカ人3人が、カラシニコフ銃と自動小銃を携帯していた男と格闘の末、男を捕らえるという危機一髪の事件だった。この事件を元にした映画「15:17 to Paris」(15時17分発パリ行)が、クリント・イーストウッド監督のもとで製作されている。

アムステルダム中央駅のタリスが発着する15番ホームに、28日クリント・イーストウッド監督とフィルムクルーが撮影しているのが目撃されている。オランダのテレビ局AT...
2017-08-29 続きを読む ▶
毎週火曜日、アムステルフェーンのオーガニック・マーケットに出店している青果屋「エコビル(Ecoville)」では明日29日から、日本の野菜を販売します。

ミョウガ、山芋、シシトウ、青じそ、枝豆、ナシなどオランダではなかなか手に入れにくい野菜です。

毎週火曜日、皆様のお越しをお待ちしています。

2017-08-28 続きを読む ▶
明日29日で8月の終わり近くになってやってきた束の間の真夏日も終わりになりそうだ。北ブラバント州やリンブルグ州では31度近くまで気温が上昇する。他の地方でも25度から29度が予想されている。気象情報サイトによれば、微風で雲も少ない。おそらく8月で最も暑い日になりそうだ。比較的天気のよかった7月は19日が最後の真夏日だった。

水曜日からは雨の多い秋模様の天気となる。東部では25度近くまで気温が上がると予想されているが、西部では20ミリ以上の降雨の可能性。そして木曜日が夏の最後の日にな...
2017-08-28 続きを読む ▶
27日にアムステルフェーンで行われたヨーロッパ・ホッケー選手権(Euro Hockey)の男子決勝戦で、オランダはベルギ=に4対2で価値優勝した。オランダは5日前のベルギーとの試合で0−5で負けているが、今回のリベンジ戦で勝ち優勝となったもの。オランダは先回に続き2度めの優勝である。2位がベルギー、3位がイギリスそして4位はドイツ。

これに先立ち土曜日には女子のユーロ・ホッケー決勝戦がおこなわれ、ここでもオランダがベルギーを破り優勝し、ダブルでタイトルを勝ち取ることになった。
2017-08-27 続きを読む ▶