Portfolio News

オランダニュース

1日中誰とも話さない高齢者はオランダでも少なくない。スーパーマーケットはこぞって孤独な高齢者が人々と会話できるようなサービスを始めている。オランダのほとんどのスーパーマーケットには無料でコーヒーが飲める「コーヒーコーナー」が設置されているが、これも孤独な人々に他人と接する機会を提供するのが目的だ。ユンボ(Jumbo)のブラバント州フレイメンの店舗では「おしゃべりレジ」を新規に設置した。スピードを追求するレジでは、なかなか店員と話す時間もないが、このレジでは高齢者がゆっくりとレジ店員と会話を楽しめる。急ぎの人はこのレジに並ばずに通常レジに行けばいい。

このスーパーではコーヒーコーナーでもおもしろい試みを実施している。コーヒーやお茶を飲みながら「ヘルプ募集フォーム」に記入できるのだ。例えば「家の電球を取り替えてくれる人」や「話相手になってくれる人募集」といった小さなヘルプである。このコーナーではボランティがやってきて高齢者とおしゃべりもする。ユンボではこの店舗の試みがうまくいけば他の場所にも拡大する意向だ。

ブレダにあるスーパー「アルバートハイン」でも孤独な高齢者のためのサービスを行っている。各店舗が高齢者基金(Ouderenfonds)と協力しイベントを企画。例えばイースターにブレダにある大教会に200名の高齢者をブランチに招待したり、店内で高齢者がケーキを焼くといったものまで大小様々な企画である。どちらのスーパーも、こういった高齢者サービスは利益にはつながらないが社会奉仕として行っている。もちろん「気持ちよく」買い物ができれば長期的には売上に反映されると担当者は述べている。

2019-07-17
今年は没後350年ということでレンブラントにちなむイベントが各地で行われている。7月15日はレンブラントの誕生日。アムステルダムの国立美術館では子供からプロのアーティストまでが応募した「レンブラントにインスピレーションを得た」作品575点を展示開始した。この誕生日記念プロジェクトには95カ国から8500人が作品を送付、この中から575点が選ばれた。

国立美術館のオープニングには691人の子供から大人まで「アーティスト」が勢揃いした。会場ではアーティストでありバンド「ノルマール」のシンガーであるベニー・ヨリンクが、誕生歌「Lang zal hij leven」を斉唱し、レンブラントの誕生日を祝った。 作品には「夜警」にちなんだものが96点、子供の作品が253点、そして132点のレンブラントの自画像が含まれる。国立美術館での展示は9月15日まで。

さて国立美術館の展示に外れてしまった悲しんだり怒ったりしている人のために、これらの作品を展示する会場もできた。ハーレムでは「除外された人のサロン(Salon des Refusés)」と題しヤン&ピート美術館で展示された。


2019-07-16
古い衣料を回収する収集コンテナが危機に陥っている。この衣料収集コンテナに普通ごみを捨てたり、ひどい場合には化学液体を捨てる人がいるため、衣料を回収している団体は財政危機に見舞われている。通常古い衣料はアフリカなどに送られ再販されるほか、裁断しリサイクルされる。ところが、生ゴミや化学物質などで汚れた衣料は再生不可能なので燃やすしかない。市町村によっては衣料用のコンテナは廃止し、リサイクルショップに持っていくか通常ゴミといっしょに捨てるよう促すところもある。

安い衣料が大量に出回るなか、廃棄も増えている。その上、分別が行われなくなるとゴミが増えるばかり。危機感を覚えたテキスタイルの再生連盟(VHT)は、本日政府のファン・フェルトホーフェン次官に事態の改善を呼びかける書簡を送った。VHTは分別に関...
2019-07-15 続きを読む ▶
在オランダ日本大使館からのお知らせ。

第25回参議院議員通常選挙に伴う在オランダ日本国大使館での在外投票は,7月14日(日)で終了いたします。在外選挙人証をお持ちの方で,まだ投票をお済ませになっておられない方は,期日にご注意ください。

日本大使館の投票場開場時間は,9時30分から17時までです。常時開場で,お昼休みはありません。

在外公館投票を行うに当たり必要となる書類は以下のとおりです。コピーは使用できませ...
2019-07-12 続きを読む ▶
オランダの好景気を反映し、どのレストランやカフェも深刻な人手不足に悩んでいる。ところがユトレヒト近郊のアハターフェルド村の食事ができるカフェ(Eetcafe)「ヘッセンカー(Hessenkar)」では働きたい人のウェイティングリストができるほどの人気である。

オランダの飲食業界は成長し続け、毎年3.5%も必要従業員数が増加している。この増加数はオランダ全体の業種の0.6%をはるかに上回っている。レストランやカフェに行っても「従業員募集」の張り紙を見ることが多い。

従業員に人気の「ハッセンカー」の人気の秘訣はなんであるのか? RTLZニュースが...
2019-07-12 続きを読む ▶
オランダ人の休暇旅行先トップはフランス、ドイツ、オーストリア、イタリア、スペインである。このうち食品などの日用品の買い物が一番安いのがスペインであると、中央統計局(CBS)が昨日発表した。スペインの食品価格はEU平均より4%低い。オランダの食品価格は欧州内でも平均的だが、上記5国のうちでオランダより安いのはスペインのみ。

フランス、ドイツ、オーストリア、イタリアの食品価格はオランダより高い。とくにオーストリアでの買い物は欧州平均より27%高と高くつく。その中でも肉類は欧州平均の46%高。

2019-07-11 続きを読む ▶
今年の春からアムステルフェーンとアムステルダムを結ぶメトロ51番が廃止され、現在バス55番が運行しているが、実はこのバス料金、かつてのメトロ料金より高いことが5月に発覚した。アムステルフェーンの始発駅からウェストワイクからアムステルダム南駅まで片道49セント高い。料金は8月5日より旧メトロと同等に変更される予定だ。さらにメトロが廃止された今年の3月からバスを利用していた人は、料金の差額の払い戻しが可能になる。差額の払い戻しは、この9月から12月までの間、GVBの自動販売機で可能である。

バス55を利用するとメトロ51よりも運行距離が長いため、距離で計算される料金は高くなる。差額分が返済されるが、この合計は120万ユーロに上る。3分の1は、アムス...
2019-07-10 続きを読む ▶
今年の6月にオランダでの販売台数が最も高かった車は、テスラのモデル3(Tesla Model3)である。1ヶ月で新車登録数は2487台と全販売車両数の6%を記録した。(参考:Bovag en Rai Vereniging)  車の販売台数そのものは減っており、昨年6月に46746台だったものが今年は41671台。

テスラはペイパルの創始者であるイーロン・マスクが主導する車とソーラーパネルのメーカー。車両はコンピュータ制御された電気自動車。人気はあったが価格が高いのがネックであった。しかし最近開発されたテスラ・モデル3は標準装備で47,800ユーロと手頃な価格である。さらにオランダでは「Bijtelling」と呼ばれる社用車やリースカーにかかる22%の税金が徴収されているが、50,000ユーロ以下の車はこれが...
2019-07-09 続きを読む ▶
オランダの小学校は深刻な教師不足に直面している。新学期(9月)に向けて現時点で3,500人の教師が不足している。夏休み後には1,400人の教師不足で学校を再開しなければならなくなると見られている。昨年も新学期も1,300人の教師不足で新学期が始まっている。

教師の数が足りない場合には学校はそれなりの対処をせねばならなくなる。授業時間を減らしたり、教育を専攻する学生を雇用するといった対処法は、教育の質の低下につながる。教師不足は昨年より5%増加しており、このまま行くと2027年には10,000人が不足すると試算されている。特にランドスタットと言われる西側の地域(アムステルダム、ハーグ、ロッテルダムなど)での教員不足が目立っている。特にオランダ語を母国語...
2019-07-08 続きを読む ▶
昨今のアムステルダム中心部にある飾り窓地区は、もはやツーリストアトラクション化し、旅行者で溢れかえり通行も困難な状況である。アムステルダム市長フェムケ・ハルセマ氏は、「この状態は許容範囲を超えている。大規模な改革を行わねばならない。」とこの地区にメスを入れる計画を発表した。

市長の提案のひとつは、飾り窓地区を現在の市中心部から他の地区に移すというもの。第2の案は一部を閉鎖するもの、そして第3案は飾り窓のカーテンを閉め切ることで窓際の売春婦を覗くツーリストを減らすという案。そして第4の案は、カーテンを閉めるなどの方策と組み合わせ、市の歴史的中心部におけるセックスワーカーの職場を増やすという発想を転換した大胆なものだ。
2019-07-05 続きを読む ▶