熱暑でオランダでは休校、交通の乱れ、宅配中止など

オランダ気象研究所(KNMI)は、記録的な猛暑のため金曜日に最高レベルの警報「コードレッド」を発令した。予測では36-39度、場所によっては40度に上がるところもあるという。これに伴い、社会のさまざまな分野で特別な対応が取られている。

  • 教育:ハーグ地域を中心に数十校の学校が休校となる。一方で、小学校の預かり保育や中等学校の試験は一部継続される。保育施設も、必要に応じて営業時間を短縮する。
  • 交通:公共交通機関はダイヤの縮小や運休の可能性を示し、利用者に水分補給を呼びかけている。NS(オランダ鉄道)はすでに運行本数を減らしており、追加措置は取らない。スキポール空港では冷房や散水などの暑さ対策を強化し、道路当局は不要不急の車での外出を控えるよう勧告している。
  • 医療・介護:病院では熱中症患者の増加を見込み、暑熱対策を実施。介護施設でも勤務時間の変更など柔軟な対応が進められている。全国暑熱対策計画も継続され、アムステルダム市では図書館や劇場などを「クールスポット」として開放している。
  • 流通:スーパー大手アルバート・ハインは営業時間を維持する一方、金曜日午後以降の宅配サービスを停止する。
  • 司法:コードレッド対象地域では原則として裁判の対面審理を中止し、緊急案件のみ必要に応じてオンラインなどで対応する。

全体として、コードレッドは人々に猛暑の危険性を強く警告するものであり、学校、交通、医療、流通、司法など社会全体が、極端な高温による健康被害や混乱を最小限に抑えるための特別措置を講じている。