5億キロのジャガイモ余剰、格安で購入できる仕組み

オランダでは現在、5億キロ以上のジャガイモが余剰となり、腐敗の危機に直面している。世界的な需要の急減により販路を失ったことが主な原因で、国内では前例のない事態とされる。

これを受けて食品ロス削減団体「No Waste Army」は農家と協力し、「全国ジャガイモ週間」を実施。消費者が農家から直接、格安で購入できる仕組みを作った結果、多くの注文が入り、すでに数十万キロ規模の販売につながっている。

余剰の背景には、需要増を見込んだ増産と好天による豊作、さらに中東情勢の悪化やアメリカの関税政策による国際需要の落ち込みがある。

関係者は、この取り組みが農家の支援につながると評価するとともに、加工品ではなく地元産の安価なジャガイモの消費拡大を呼びかけている。