ファットバイク禁止をくぐり抜けてスキニーバイク
タイヤの太い電動自転車(ファットバイク)はスピードが出る上、免許無しで乗れるため事故が相次いでいる。自電車道路を時速40kmで飛ばしている青少年も後を絶たない。
オランダの一部都市(エンスヘーデやアムステルダム)では、タイヤの太いファットバイクの使用が制限され始めた。しかしメーカーは規制を回避するため、タイヤを細くした「スキニーバイク」を開発し、その販売が急増している。
販売業者によれば、若者の需要は急速に高まっており、従来のファットバイクからスキニーバイクや他の類似モデルへと移行が進んでいる。一方で専門家は、この問題の本質は自転車の形状ではなく、過剰に強力なモーターや違法改造にあると指摘する。
現状では法律上、すべての電動自転車が同じ扱いであり、外見で規制してもメーカーが容易に回避してしまう。そのため、ルールの不備と取り締まりの弱さが主な課題とされている。
政府は対策として、未成年へのヘルメット義務化や最低年齢の設定を検討しているほか、違法・高速走行可能な自転車の即時没収など、より厳しい取り締まりの必要性が指摘されている。
特に問題視されているのは、安価で違法な高出力モデル(主に中国製)であり、SNS上で簡単に購入できる点である。これらは非常に高速で危険性が高く、事故リスクを高めている。