オランダ、重要資源を中国からの輸入に依存

中央統計局(CBS)が発表した統計によると、重要資源に関し、オランダは中国からの輸入に大きく依存している。バライト、ビスマス、コバルト、マグネシウム、マンガン、ストロンチウム、タンタル、フッ化カルシウムの8つの重要資源が対象となっている。これらはEUが指定する経済的に不可欠かつ供給リスクの高い「重要資源」に含まれる。

2023年にはマグネシウム(約2億7400万ユーロ)、マンガン(約1億7800万ユーロ)の輸入が特に多く、電気自動車、風力タービン、鉄鋼、建材、包装材など幅広い産業が依存している。

また、2024年にはこれらの資源を含む製品(ノートPCや太陽光パネルなど)が約585億ユーロ分輸入された。代替供給源の確保は難しく、中国は採掘や精製で長年の優位性を持つ。

専門家は、中国が資源を地政学的圧力の道具とする可能性を懸念しており、その場合、欧州のエネルギー転換やデジタル化の目標に影響が出る恐れがあると警告している。