一般のオランダ人、ガザ戦争被害者への寄付金40億円に

オランダ人が昨年10月から中東戦争の被害者のために寄付した金額は、2560万ユーロ(約40億円)にのぼった。この寄付金は、寄付金は、ガザ地区、西岸地区、レバノン、シリア、イスラエルで、医療支援、安全な飲料水、食料、毛布、ポリオなどのワクチン接種のために使われる。
オランダにはGiro555と呼ばれる災害や戦争での被害者救済のための口座が開かれており、寄付は随時ここで受け付けている。イスラエルとハマスの戦争は昨日から停戦が決まったので、寄付金は有効に使うことができるとGiro555の総裁は述べている。医療センター、移動クリニックや緊急病院などの復興にまず使われる。さらに住居や学校などの再建にも寄付金は利用される。
オランダ人は寄付好きで有名だが、政治的な立場や宗教にかかわらず、今回の長期にわたる寄付キャンペーンでも多額が集まったことは印象深い。