2月から交通違反罰金さらに値上げ

青い封筒に入って送られてくる交通違反罰金の高さに、驚いたり憤慨したりする人も少なくない。2月1日からまた10ユーロ値上がりする。例えば、携帯電話を手に持ちながら運転すると、これまで420ユーロだった罰金が430ユーロに引き上げられる。(ANWBの詳細ページ)。
さらに、信号無視(310ユーロ)、不必要な左車線走行(280ユーロ)、シートベルト未着用(190ユーロ)の罰金も10ユーロ値上げされる。
また、右折車両に優先権を与えない(310ユーロ)、緊急停車帯に不必要に駐車する(310ユーロ)、幼児をチャイルドシートなしで運転する(280ユーロ)の罰金も、それぞれ10ユーロの値上げとなる。さらに、障害者用駐車スペースに無断で駐車した場合の罰金は490ユーロから500ユーロに引き上げられる。
あおり運転(前の車との距離を縮め脅す行為)の場合は車間距離によっても違うが、900ユーロまでの罰金となる。
速度超過に対する罰金も上がる。増加額は、運転している場所と超過速度によって異なるが、時速4kmを超えると、罰金が科される可能性がある。
市街地では、時速4km超過で36ユーロ(従来は35ユーロ)、郊外では32ユーロ(従来は31ユーロ)、高速道路では27ユーロ(従来は26ユーロ)。時速10kmの超過では、市街地で93ユーロ(従来は90ユーロ)、郊外で87ユーロ(従来は84ユーロ)、高速道路では81ユーロ(従来は79ユーロ)になる。