中国のサイトでのオンラインショッピング人気
危険だとか品質が悪いなどという風評は気にせずに、中国のネットショップを利用するオランダの消費者は多い。だた注文の頻度が増えている一方で、購入額は比較的低いままだ。オランダ人は、中国のネットショップに平均で41ユーロを支出しているが、一方でオランダ国内のネットショップでは平均101ユーロ、ドイツのネットショップでは平均110ユーロという割合だ。
国境を越えてオンラインで買い物をするオランダ人の数は、ますます増加している。オランダには1,370万人のオンラインショッパーがいるが、そのうち600万人が海外のショップでも買い物をしている。
今年の上半期に、いわゆる「クロスボーダー消費」はさらに増加し、GfKの市場調査である「Thuiswinkel Markt Monitor」によれば、これらの支出は16%増加し、23億ユーロに達した。特に中国のネットショップが人気で、今年の上半期だけでも月に100万回もの注文があった。参考までに、今年の最初の6か月間でオランダ人は合計1億7,300万回オンラインで購入をしている。
「オランダの消費者による中国のネットショップでのオンライン購入と支出は以前から増加しており、その成長はさらに加速している」特に家や庭、衣類の商品が中国のネットショップで人気を集めている。
今年の上半期には、オンライン消費全体が175億ユーロに達した。つまり、オランダの消費者は現在、小売消費の約3分の1をオンラインで行っているということだ。