パーティドラッグ、ますます強力に

オランダの若者が使用するXTCなどのパーティドラッグはますます強力になっていることがトリンボス研究所の調査で判明した。さらに16歳から24歳の若者が遊びに出かける際こういったパーティドラッグスを使用する頻度が増加していることもわかった。パーティやクラブに定期的に行く若者の60%はXTCを使用、この他の年齢層グループはスピード、カナビス、GHBそしてコケインと年齢層によっても大きな違いがある。ドラッグの使用が多いのは3000人以上が集まる大規模フェスティバルで、この30年間でドラッグ使用は5倍に膨らんだ。

なぜ若者はピル(パーティドラッグ)を使用するのか。社会的な圧力からの逃避、大人になることの恐怖からの逃避があるという。たとえば同棲や子供を作るというような決断から一時的に遠ざかることができる。
パーティドラッグは安全ではない。強力になったパーティドラッグの使用で救急病院に運ばれる者の数は2009年から2013年の間に3倍に増えている。政府は広報を強化しパーティドラッグの危険性を若者に知らしめたいとしている。