アヤックス・フェイエノールト戦に警察出動拒否

警察労働組合が合同で結成した全国警察行動センター(LAC)は、日曜日にデ・カイプで行われるデ・クラシケール(伝統的に行われているフェイエノールト対アヤックス戦)に警察は出動しないと発表した。早期退職を求めての抗議である。


4つの警察労働組合は、持続的な早期退職制度を求めて数ヶ月にわたり活動を続けている。この制度は、来年終了する一時的な早期退職制度(RVU)に代わるものだ。

当初、抗議活動は罰金の減少や警察署の一時閉鎖に限られていた。しかし、過去数週間でエールディヴィジの試合に警察が不在という事態が何度か発生している。1週間前には、FCトゥエンテ対スパルタ戦やNACブレダ対アヤックス戦に警察が不在だったが、これらはリスクの低い試合だった。

しかし、デ・クラシケールは毎年リスクの高い試合とされている。過去の事件により、2009年以来、アヤックスとフェイエノールトの試合ではアウェイの観客が入場できないが、それでもデ・クラシケールが平穏に終わる保証はない。

昨年のアヤックス対フェイエノールト戦もアウェイのサポーター不在で行われたが、試合は完全に混乱した。試合中に花火がピッチに投げ込まれ、試合は中断された。試合後、何百人ものアヤックスファンが暴力的にメインゲートを襲撃するという事態に陥っている。