オランダ消費者団体連合、子供向けの食品マーケティング阻止に立ち上がる
15日の夜国営放送KRO-NCRVで放映された番組「モニター」で、複数の団体と科学者連合が子供に向けお菓子やスナックなどを広告する「キッズマーケティング」を禁止するよう呼びかけた。この中には消費者組合、糖尿病基金、フードウォッチ、心臓病基金などの大きな団体10団体と科学者の団体3つが含まれている。子供の健康を明らかに損なう食品などを子供に向けて行うテレビCMなどを禁止したい意向。
連合は、13歳以下の子供に向けた不健康な食品のマーケティングを即刻中止するよう呼びかけている。13歳以下の子供は広告と実際の情報の違いを自分で見分けることができない。肥満や成人病を起こす食品を子供向けに広告を流すことで、子供がこれを消費し将来的に医療費も増大する。
消費者組合によれば現在食品企業に自主規制を求めているが効果はないという。連合はこれから政府と折衝しキッズマーケティング禁止の法制化を進める。