オランダの住宅密集部で大麻栽培増加
電力供給会社Stedinによると、アムステルダム、ハーグ、ロッテルダムなどの都市部が集まる密集地帯ランドスタット部(西部)で約1600ヶ所の大麻栽培所が見つかった。これは2013年に比較して3%の増加である。
さらに、南オランダ州やユトレヒト州では電力不正使用も見つかっている。屋内での大麻栽培には電力使用がかかせないが、費用削減のために電気を盗み取っている栽培場所も少なくない。しかしこの不正使用は電力会社にとっての損害だけでなく、ショートを起こすなどの危険を伴う可能性が高い。住宅や工場などでの火災の5件に1件は電気回線などに問題があったり操作を行っていた場合だと、Stedin社。
オランダには現在約30000ヶ所に大麻栽培所がある見積もられている。ほとんどがランドスタット以外の農村部にある。