小学校でも携帯電話禁止に

新学期から小学校や特殊学校でも携帯電話の学校での使用が禁止される。
今回の協定(各学校との取り決め)を結んだ文部科学省大臣は、「携帯電話は学習中に生徒の気をそらし、成績を低下させる」と説明する。彼女によれば、この協定により教室に明瞭さがもたらされるという。
中高等学校は今年の夏前に携帯電話の使用禁止協定を結んでいたが、小学校と特殊教育を行う学校もこれに参加することになる。中高生は2024年1月から授業に携帯電話を持ち込むことが禁止される。小学校および特殊教育では、来年の新学年の開始時にこれが発効する。
「教室内での携帯電話の使用は原則として禁止するということで、すべての学校に合意できたことは素晴らしい。これにより、本当に必要な場合には携帯電話の使用が可能なままでありながら、生徒を保護することができる。」と大臣。
ただ特殊教育を行う学校にとって、教師、保護者、生徒と明確な合意が必要となる。教室で電話がより必要になる可能性があるからだ。
政府は今後、協定に望ましい効果があるかどうか、あるいは教室内での携帯電話の使用を禁止するには法的禁止が必要かどうかを確認する予定だ。