エボラ感染の疑いのあるオランダ人医師帰国

アフリカのシエラ・レオネで医療活動を行っていたオランダ人医師2名は、エボラ熱の感染の疑いがあるとしてオランダに帰国した。帰国後すぐにライデン大学病院に収容され検査を受けたと、この2人が働いているライオン・ハート・ファンデーションのスポークスマンが伝えた。2人は感染の疑いがあるもののエボラ熱の症状は全く出ていない。
検査は終了したが、家族など周辺の人への配慮を考え直接家には戻らず秘密の場所に隠れることになった。この決定はシエラ・レオネでの経験に基づくもので、潜伏期間の長いエボラによる他の人への感染、そしてオランダでの拡大を防ぐという目的がある。