明日30日から冬時間

土曜日(10月29日)の夜中から日曜日にかけて、これまでの夏時間が冬時間となる。夏時間の午前3時が冬時間の2時となる。つまり、夜が長くなり、日曜日の朝は1時間だけ寝坊ができることになる。冬時間とはいうものの、実は標準時間に戻るだけだ。

EU全土で明日から時計が1時間戻る。ロシアやトルコといった夏時間を採用しない国とは、これまでの時差1時間が2時間となる。

ここ数年、EUでは夏時間の撤廃について討論されてきた。欧州委員会と欧州議会の過半数が、体内時計が狂うという理由で撤廃に賛成している。本来なら今年から撤廃が開始されるはずであったが、なぜか棚上げとなった。EUの数カ国が夏時間・冬時間の廃止の影響についてまだ疑問視しているからだ。

オランダはオイルショックがあった1977年から、省エネルギーのために夏時間を採用している。来年は3月26日からまた夏時間が始まる。