英・蘭の食品宅配サービス2社合併で、世界第2の規模に

オランダのみならず欧州では食品の宅配サービスが大ブームである。旧来のテイクアウト専門店だけでなく高級レストランまでが宅配サービスを利用。市場はますます拡大している。オランダ最大規模の食品デリバリー会社テイクアウェイ・ドット・コム(TakeAway.com、オランダではThuisbezorgd)は、7月末にイギリスのジャスト・イート(Just Eat)社との合併を発表、本日5日正式に合併手続きが完了した。新会社「ジャスト・イート・テイクアウェイ(Just Eat Takeaway.com)」社は中国の美団点評(Meituan)社に次いで世界第2の規模となる。両者合わせた2018年の市場総価格は73億ユーロ。両社とも自国外での展開も多く、合わせて23カ国に拠点を持つことになる。2018年の宅配数合計は3億5500万件。
今回の合併で英国側が52.2%、オランダ側が47.8%の株を所有することになる。オランダのテイクアウェイ社の創立者が社長となり、ジャストイート社のトップが合併後の財務担当となる。ジャストイート・テイクアウェイ社はロンドン証券取引所で上場する。ちなみにジャスト・イート社は2001年にデンマークで創始された会社である。
今回の合併で英国側が52.2%、オランダ側が47.8%の株を所有することになる。オランダのテイクアウェイ社の創立者が社長となり、ジャストイート社のトップが合併後の財務担当となる。ジャストイート・テイクアウェイ社はロンドン証券取引所で上場する。ちなみにジャスト・イート社は2001年にデンマークで創始された会社である。