フェムケ・ハルスマ、正式にアムステルダム市長に就任

フェムケ・ハルセマ氏が昨日正式にアムステルダム市長に就任した。ハルセマ氏はもと緑の党(GroenLinks)の党首。女性のアムステルダムの市長は歴代初めてである。就任式では市が直面する問題3点に焦点を当てた。まず第一に犯罪撲滅と法の遵守。そして、なかなか声が反映されないアムステルダム住民に耳を傾けること。最後に市の援助を必要としている人のそばに寄り添うこと。この3つの課題を果たすと公約した。

ハルセマ氏は1998年から2010年の間下院議員を務めた。2002年からは緑の党の党首として活躍している。アムステルダムの市長は伝統的に労働党出身だったが、今回初めて緑の党の市長が誕生する。市議会では、ハルセマ氏が議員を辞めてから市議会での経験がないということから、同氏の市長就任を懸念する声もあった。