汚染卵、「クッキーやマヨネーズへの含有は健康に被害ない」オランダ食品安全管理局

殺虫剤フィプロニルの含有で卵の汚染が問題化しているが、卵を使った食品への影響はほとんどないと、食品安全管理局(NVWA)が8日発表した。卵クッキーや卵サラダそしてマヨネーズなどの卵製品を検査した結果である。火曜日に放映されたニュース番組「ニュース・アワー」でのインタビューで同局責任者が語ったところによれば、「消費者はこれらの製品の摂取による身体への害には心配する必要は全く無い。通常の量の摂取だけでなく多少の摂りすぎでも大丈夫。」だという。
検査を行っている研究所は、卵製品そして鶏肉などから極少量のフィプロニルを抽出したが、人体には全く危険はないとしている。

NVWAと養鶏所労働組合は、操業停止になっている養鶏場での汚染されていない卵について、今後どのように対処するかを本日検討する。2週間前に起きた卵騒動で、卵の流通が滞っているが、いまだに汚染卵が発見された養鶏場の処理が不確実な状態だ。今日の話し合いでめどがつくという。