高速道路A10、西半分が改修工事で閉鎖に、7月24日から9月4日まで

アムステルダムの環状線A10の西半分が大規模な改修工事で閉鎖となる。16年前に大改修工事が行われて以来のこと。7月24日から9月4日まで、A10西半分ではアスファルトの新敷設と電光掲示板の取替、そして水はけを良くする工事が行われる。スケジュールによれば最初は南側、その後北側の工事が行われる。

環状線A10西半分は、最も市街地の中を通る高速道路で、周辺に建つフラットなどからは目と鼻の先にあるヶ所もある。また交通量も年々増加しており、出入り口S107(HoofddorppleinとSlotervaart)は1日17万5千台の車が通過する。このため通常より早い修復工事が必要となった。

閉鎖による混乱を緩和するため、アムステルダム市は公共交通を増便するのと、自転車の利用を呼びかけている。しかし、現実には普段車でA10を利用する人で、工事中公共交通を利用する人は5%に過ぎず、自転車利用はほとんどないと見られている。
ただ、16年前の2001年当時にはなかった高速道路A5が開通しているため、A10 を避けて迂回することが簡単になっている。