オランダの大手スーパー、食品から大幅に砂糖含有量を減らす

オランダ大手スーパーチェーン、アルバート・ハインは、同社食品群から砂糖の含有量をさらに削減すると発表した。昨年すでに100の商品から砂糖の含有量を大幅に減らすことに成功したが、今回は40種のソフトドリンクとジュースから30%糖分を減らす。

栄養専門家によれば、オランダの消費者は体が必要としている砂糖分を平均年に44キロも上回る消費をしている。砂糖はあらゆる製品に含まれていて、糖分とは無縁に思われるようなジェノベーゼソースやハンバーグも例外ではない。今回は子供向け商品からの糖分削減を行う。子供が摂取する糖分の約3分の1はソフトドリンクなので、まずは子供向け自社ソフトドリンクから砂糖量を減らした。削減量は年間角砂糖5000万個分に値する。

食品から砂糖の含有量を減らす試みをしているのはアルバート・ハインだけではない。競合のユンボも今年1月、約200の商品から砂糖だけでなく塩そして飽和脂肪を減らすと発表している。