溺れて死亡宣告された少年が生き返る

28日、オランダ北部の海岸エグモンド・アーン・ゼイで15歳の少年が溺れ、一時は死亡宣告されたが、生き返るという事件があったと、RTLテレビが伝えた。この少年は友人たちと海で泳いでいたが、急流に巻き込まれ姿を消した。救助隊がすぐに出動し少年を救出し、人工呼吸で蘇生させようとしたが意識は戻らず、救急車でアルクマールの病院に搬送した。病院でも人工呼吸や心臓マッサージでの蘇生を試みたが、心臓は停止したままだった。

病院の救急部門によれば、少年の両親にも死亡が伝えられ、警察も公式な死亡通知を受け取ったという。しかしながら、病院はあきらめずに蘇生措置を続けた結果、少年の息を吹き返すことに成功した。少年は現在アムステルダムの病院で治療中だという。