オランダ西部で激しい雷雨による被害多発

22日(水)から23日(木)の夜半、オランダ西部では激しい雷雨による被害が発生した。午前2時には浸水や落雷による被害で消防車の出動が続いた。最も被害がひどかったのは南オランダ州にある島やロッテルダムそしてハーグの周辺。ハーグやスヒーダムでは豪雨で数分のうちに市内道路は浸水、付近の高速道路A12とA20でも通行困難な状態に陥った。デルフト近郊のパイナッカーでは落雷で出火した家が3軒も出た。落雷による被害は他の地域でも発生したが、負傷者は出ていない。

今日木曜日は日中気温が30度まで上がる夏日になると予想されているが、午後遅くから夜半にかけまた激しい雷雨という警報が出ている。明日24日(金)は気温は下がるが、今度はオランダ東部で雷雨が発生しそう。この天気は週末には回復し、晴れ間が出る時間帯が増え降雨量も減るという予想が出ている。