流行のヘアスタイルのおかげ(?)で、理容業売上増加
ここ2年連続で美容、理容業の売上が伸びている。オランダの消費者は以前よりも頻繁にカット、セット、カラー、ペディキュア、エステなどに通うようになっただけでなく、高級な店や高いメニューを選ぶ人も増えている。中央統計局(CBS)が火曜日に発表した統計によれば、これまで美容、理容業の売上は下降が続いていたが、2014年から上昇が始まり、2015年には前年比4%増の21億ユーロとなった。金融危機による不況の始まった2007年以来の売上増加である。
特に健闘が目立つのは小規模経営の店や個人営業の店。個人営業店は2010年には3万5000店だったが2014年の終わりには4万4000店に増えている。
さらに目を引くのは、今まで美容室へと流れていた男性が、1940年代風の七三分けカットやひげの流行で理容室に戻ってきていること。カットや髭の手入れを頻繁に行わねばならず、理容業が売上を伸ばしている。