夏、ドイツとベルギー行きの列車に予約が必須

6月の半ばから8月まで、オランダからベルギーとドイツに行く列車には予約が必要となる。オランダ鉄道(NS)は予約制により混雑を防げると考えている。国際列車(タリスやユーロスター以外のインターシティ列車)は現在非常に人気があり混んでいるときは座れない人も出ている。

夏休みにはさらなる混雑が予想されており、アントワープやブリュッセルに向かう列車は予約が必要となる。ICE列車でドイツやスイスに向かう人は6月17日から8月18日までの間は座席の予約が必要という知らせはすでに出ていた。予約がない場合には列車に乗れない。NSは、「すべての列車利用者がゆっくりと座って旅行しなければならない。」というモットーで立っている人が出ないようこの予約システムを計画した。

この計画に対し、自動車連盟(ANWB)、自転車連盟、高齢者連盟、旅行者連盟(Rover)は怒りを表明している。このシステムを導入することで列車での旅行の意欲が削がれという。NSが現在販売しているブリュッセル行きの早期予約割引もなくなり値段も上がる。この予約システムは最悪の選択だというのが各団体の共通の意見である。運行列車の本数を増やすなどの他の解決法を探すべきだという。