交通事故死過去27年で最大に、特に自転車

昨年のオランダにおける交通事故死は737名で、2008年以来最大となった。とくに自転車での事故死が突出していた。昨年の自転車での事故死は291件と一昨年の84件を大幅に超えている。この数字は1996年以来最大となっている。

半数の自転車事故は車との接触事故だ。とくにデリバリー車やバスなどとの接触が多い。このうち死亡事故は自転車の転倒で、年齢層では70歳以上が多い。

2021年からの激増は、それまでのコロナ禍による外出の減少が大きく影響している。自転車では外出するが、他の交通機関が少なかったことで事故も減っていた。
自転車事故の増加は、電動自転車そしてスピードを上げて走るデリバリー車の急増も大きく関係しているようだ。