2023-03-25
明日から夏時間とアースアワー

明日3月26日から夏時間となった。これまでの朝7時が朝8時へと1時間早くなる。夏時間は10月28日まで続き、その次の日の29日から冬時間となる。
夏時間の採用可否は長い間論議が続けられてきており、欧州委員会は2018年に夏時間の廃止を提案している。しかしオランダのオロングレン国務大臣は今年2月、欧州委員会の提案はしばらく見送るという書簡を下院に提出している。現時点の欧州連合議長国であるポルトガルも、この夏時間議論はしばらく行わない計画であるとコメントした。前議長国であるドイツもこの話題を避けてきた。
もともと夏時間の導入は省エネ対策から始まっている。は1年のうち夏を中心とする時期に太陽が出ている時間帯を有効に利用する目的で、標準時を1時間進める制度である。夏時間は緯度が高く夏の日照時間が長い欧米諸国などで多く導入されている。しかし、スイスや欧州連合(EU)では、省エネルギーの効果が乏しく、健康に悪影響があるという理由で、市民の8割が廃止を望んでおり、EUでは廃止の検討が進んでいる。(ウィキペディア)
これとは別に環境活動団体WWFはアースアワーと呼ばれるエネルギー節約時間キャンペーンを行っている。3月の最終土曜日の夜20:30−21:30に60分間電気を使わず地球に休みを与えようというイベントである
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2022-03-27
今日から夏時間、日本との時差7時間に

27日日曜日午前2時、これまでの冬時間が夏時間に変わった。時計の針を1時間進めることになるため、これまでの7時が8時となり、多くの人にとって睡眠時間が1時間減る。日本との時差もこれまで8時間だったのが7時間になる。
夏時間になると、夜明けが遅くなるが、夜は遅くまで明るくなる。夏時間制度は日中の時間を長くし、電光によるエネルギー節約を目指すのが始まりだった。しかし、時間調整で身体のリズムに支障をきたすということで反対する人も少なくない。EUでは、3月の最終日曜日に夏時間を採用し、10月の最後の週末に冬時間(標準時間)に戻る。
欧州議会で夏時間の廃止について長い間検討されてきたが、昨年過半数が廃止に賛成した。EU加盟国はそれぞれ夏時間を採用するか否かを決定できることになった。しかし、国をまたぐたびに夏時間であったり冬時間であったりするのは混乱を招くため、この決定は延期となっている。同じく夏時間を採用している米国では、3月の始めに上院で永久的に夏時間制度を続けることが採決された。
2021-03-28
今日から夏時間とアースアワー

今日3月28日から夏時間となった。これまでの朝7時が朝8時へと1時間早くなる。夏時間は10月31日(日)まで続き、その日から冬時間となる。
夏時間の採用可否は長い間論議が続けられてきており、欧州委員会は2018年に夏時間の廃止を提案している。しかしオランダのオロングレン国務大臣は今年2月、欧州委員会の提案はしばらく見送るという書簡を下院に提出している。現時点の欧州連合議長国であるポルトガルも、この夏時間議論はしばらく行わない計画であるとコメントした。前議長国であるドイツもこの話題を避けてきた。
もともと夏時間の導入は省エネ対策から始まっている。は1年のうち夏を中心とする時期に太陽が出ている時間帯を有効に利用する目的で、標準時を1時間進める制度である。夏時間は緯度が高く夏の日照時間が長い欧米諸国などで多く導入されている。しかし、スイスや欧州連合(EU)では、省エネルギーの効果が乏しく、健康に悪影響があるという理由で、市民の8割が廃止を望んでおり、EUでは廃止の検討が進んでいる。(ウィキペディア)
これとは別に環境活動団体WWFはアースアワーと呼ばれるエネルギー節約時間キャンペーンを行っている。3月の最終土曜日に1時間電気を使わないというイベントである
2020-03-28
3月29日から夏時間に

今年も夏時間が始まる。日曜日の午前2時が午前3時へと1時間進む。つまり、これまでの朝6時が朝7時になり、1時間早く起きねばならなくなる。
さて冬時間から夏時間、また夏時間から冬時間へと半年ごとに時計を変更するのは面倒だし、健康にもよくないという。そこで昨年欧州議会は2021年から夏時間採用は国の裁量に任すという決定を下した。しかし、夏時間を続けるか否かは国次第となると、全く廃止する国もあれば、これまで通りという国も出てきて、混乱が生じる。そこで欧州議会は延長条項を設け、今後各国が話し合い2021年に最終決定する。
EU加盟国の大半は省エネなどを目的に、石油危機があった1970年代にこの制度を導入。現在は、EU全28カ国が3月の最終日曜日に時計を1時間進め、10月の最終日曜日に戻している。オランダはそれよりもずっと前の1916年から夏時間を導入している。ところが終戦後1946年から1976年までの間はこれが廃止されていた。
2019-03-30
3月31日から夏時間に。2021年から廃止に
暦の上ではすでに冬は終わり春。欧州では3月30日夜中から31日にかけて夏時間に切り替わる。31日の02:00に時計を1時間進めなければならない。これで普段より1時間睡眠時間が減ることになる。夏時間と冬時間の切り替えは欧州連盟(EU)で定められており、すべての加盟国は3月最後の週末に夏時間となり、10月の最終の週末に冬時間に戻す。
ところが欧州議会は26日、毎年春と秋に時計の針を1時間ずらす「夏時間」制度を2021年に廃止する案を賛成多数で可決した。欧州で夏時間制度の廃止を望む市民は多い。これを受け、欧州委員会は当初、夏時間を今年廃止することを提案していた。
夏時間の廃止には欧州議会と欧州連合(EU)加盟国各国の承認が必要。夏時間の廃止が決まれば、EU加盟国は現在使用されている夏時間と冬時間のどちらかを年間を通して使う標準時に選択しなければならない。しかし、各国が好きなように選択すれば域内に夏時間と冬時間が混在して混乱が生じる恐れがある。EU加盟国はどちらかを標準にするか、これから討論する。
オランダでアンケート調査が行われた際には、5人に2人が冬時間を標準にするほうを希望している。政府は、国民、企業、そして専門家の意見を聞き、今後方針を決めるという。
2018-03-24
3月25日から夏時間。時計を1時間進める
暦の上ではすでに冬は終わり春。欧州では3月24日夜中から25日にかけて夏時間に切り替わる。25日の02:00に時計を1時間進めなければならない。これで普段より1時間睡眠時間が減ることになる。夏時間と冬時間の切り替えは欧州連盟(EU)で定められており、すべての加盟国は3月最後の週末に夏時間となり、10月の最終の週末に冬時間に戻す。
今年の2月、欧州議会でこの規定を見直そうという議案が持ち上がった。いくつかのEU加盟国では夏時間への切り替えに反対したが、結局のところこのまま続けるということになった。ブリュッセルの病理心理学者で睡眠専門家のペック氏によれば、夏時間や冬時間の切り替えは身体(バイオリズム)に悪い影響を与えるという。ただこれも個人差はあり、高齢者になるほど負担が大きい。体を慣らすためには、通常より早めに床につき、朝も少し早めに起床する。こうすることで今までより朝に浴びる太陽光が増えることに慣れるのだという。
日本との時差はこれまで8時間だったのが7時間となる。
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