ブリュッセル、10月1日からコロナパス導入

ベルギーの首都ブリュッセルでは10月1日からb、いわゆる「コロナパス」が導入されそうだ。飲食店に入店する場合、16歳以上の人は、ワクチン接種証明か至近のウィルス検査陰性証明を提示しなければならなくなる。おそらく、この制度はスポーツジムやナイトクラブ、劇場などでも採用されるはずだ。

ベルギーのメディアVRTによれば、この証明書は「コロナ安全ティケット(Covid Safe Ticket)」と名付けられる。上記のほか、イベント会場や病院そして老人ホームなどの訪問の際にも提示が義務付けられそうだ。
今回の決定は、ブリュッセルでのワクチン接種率が低いことが引き金となっている。現在住民の62%が接種済みだが、フランダース州の90%と比較し、かなり低い。ただ一部の地域ではワクチン接種率が高いことから、この制度を施行しないと、すでに発表している行政官もいる。

コロナパスはすでにイタリアやフランスで採用されている。ベルギーではワクチン接種率が低い州などで各州が独自に採用を決定できる。

オランダでも5日前にコロナパスの導入について政府が検討中だと発表している。まだ感染者数は多く、180万人がまだワクチン未摂取であることで、これを促す目的でコロナパスが導入される可能性がある。詳細は9月14日に閣議で決まりそうだ。